不育症を知る

不育症で繰り返す流産には、テンダー・ラビング・ケア(Tender Loving Care)が大切!

テンダー・ラビング・ケアとは

テンダー・ラビング・ケアとは、英語で「Tender Loving Care(TLC)」と書きます。
略してTLCとも呼ばれます。

医療の専門用語の一つで、日本語にすると「優しく愛情のこもった世話」「心優しい愛のケア」という意味になります。
インターネットで調べてみると末期癌の患者さんの終末期に緩和ケアなどで、使われることがあるみたいです。

不育症夫婦へのテンダー・ラビング・ケア

不育症になるととてもつらいのが繰り返す流産です。

流産してしまうタイミングは人それぞれなので、初期の胎嚢だけが見えた時期の人もいれば、心拍を確認後に流産してしまう方もいます。

また、流産の回数も人それぞれで、2回経験した人もいれば、10回も経験している人もいるのが現状です。

流産を繰り返していると、また次の妊娠もダメなんじゃないかと思って、精神的に落ち込んだり、うつ状態になってしまう人がいるみたいです。

そこで、不育症の夫婦に対して妊娠をしたら、医師、助産師、看護師、カウンセラーの方などが「テンダー・ラビン グ・ケア」をして、不安を取り除いて、安心して妊娠を継続できるようにする取り組みが世界的に行われ始めています。

実際に私も不育症で流産を繰り返したことで、妊娠すると強い不安に襲われ、流産すると深い悲しみに襲われて、軽いうつ状態や憂鬱な気持ちになるときが多かったです。

具体的な不育症夫婦へのテンダー・ラビング・ケアとは

妊娠前に行うテンダー・ラビング・ケアと妊娠してから行うテンダー・ラビング・ケアがあります。

妊娠前に行うテンダー・ラビング・ケアは、不育症に対する正しい知識を身につけたり、しっかりと検査を受けて必要な治療を行うことで、次の妊娠への準備を万全にすることで、不安要素をなくし安心して妊娠できるように心も体も整えるものです。

妊娠してから行うテンダー・ラビング・ケアは、不育症の夫婦が妊娠した際に、胎嚢が見える前の妊娠超初期から1週間に1回などこまめに検診や診察を行って不安を取り除いてくれるケアがあります。

通常の妊婦検診だと、妊娠初期は2週間後の検診だったり、4週間後の検診だったりするのですが、妊娠初期に流産を繰り返している人はその時間がとても不安になり精神的に不安定になりやすいため、こまめに検診をして医師とコミュニケーションをとることで、少しでも不安や心配を取り除くというものです。

実際に海外の研究で、不育症のカップルがテンダー・ラビング・ケアを受けた場合と受けなかった場合では、流産率が異なるという結果が出ています。

テンダー・ラビング・ケアを受けたカップルは、妊娠継続率が高かったそうです。

不育症夫婦へのテンダー・ラビング・ケアを行っている医療機関

病院名 住所
日本医科大学付属病院 東京都文京区千駄木1-1-5 TLC外来
峯レディースクリニック 東京都目黒区自由が丘2-10-4 ミルシェ自由が丘4F 妊娠前・妊娠後のTLC
井上レディースクリニック 東京都立川市富士見町1-26-9 TLC(支持療法)
妊活・不妊・不育に関する体験談を募集しています!

私も過去に流産や子宮外妊娠を経験したことがありますが、その時に他の方の体験談であったり、入院・手術などの情報を毎日のようにインターネットで探していました。
そして同じ経験をした方の体験談やブログを読むことで、「辛い思いをしているのは私だけではないんだ!」っととても救われました。

もし今このページを見てくださっている方で、ご自分の体験談を書くことで少しでも気持ちが整理されてスッキリとされるようでしたたら、是非同じような経験をされている方のために、投稿して頂けますと嬉しいです。

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